子供の成長と共にいただく入学祝いは小学校、中学校、高校、大学と繰り返し様々な人から贈られるのでお返しする商品は毎回悩んでしまいますよね。
「入学祝いは子供に贈られるものであり、子供は働いてないからお返しはできないので不要」
そういった意見もありますが、やはり感謝の気持ちを言葉だけでなく、お返しの品物で表したいところです。
今回は入学祝をお返しする相手別の人気商品・品物ランキングTOP5を紹介します。
祖父母へのお返し
自分の子供にとって曾祖父母にあたりますので、年齢も60代後半~80代になるかと思います。
高齢者でも使いやすい定番商品や縁起の良い品物が人気です。
- 1位:高級タオル
- 2位:紅白うどん・餅セット
- 3位:お米
- 4位:お菓子
- 5位:入浴剤
1位のタオルはいくつあっても良いものですので、普段自分では買わない高級なタオルが喜ばれるようです。
特に上質タオルの代名詞である今治タオルは、
などで高齢者に人気ですね。
2位、3位の紅白のうどん・餅セット、お米といった縁起の良い物です。
長寿を願う世代にとって、実用的な物よりも喜ばれる商品でしょう。
4位の美味しいお菓子は自分で買いに出かけることも辛い年代ではないかと思います。
ですので、なかなか食べることのできない有名店のお菓子を贈ると喜ばれます。
5位の入浴剤は湯船につかってゆっくりとお風呂に入るのが好きな世代ですので、普段は買わない高級なものを贈ると喜ばれるでしょう。
親戚へのお返し
親戚へのお返しは、普段からの関係性が薄い場合が多いせいか、無難な商品が人気のようです。
親戚の好みなどはなかなか把握しにくいですので、定番商品を贈ると良いでしょう。
- 1位:お菓子
- 2位:カタログギフト
- 3位:洗剤
- 4位:コーヒー・紅茶セット
- 5位:お酒
1位のお菓子は誰に送っても喜ばれる無難な贈り物、クッキーやスイーツなどのお菓子が人気です。
お菓子を嫌いな人はあまりいませんので、有名な美味しいお菓子を贈ってあげましょう。
2位のカタログギフトは、自ら好きな商品を選べるので、相手の好みがわからなくても安心です。
最近では値段に応じた安い商品から選べるカタログもあり、便利ですよね。
3位~5位の洗剤、コーヒー・紅茶セット、お酒などは好みが分かれにくく、手ごろな価格な商品が多いので好みがわからない親戚でも無難に喜ばれる商品として人気です。
友人へのお返し
友人へのお返しは、より実用的なものがランクインしています。
友人からはもらう金額も少ないですので、値段に幅が持たせられる商品が人気ですね。
- 1位:カタログギフト
- 2位:商品券
- 3位:お菓子
- 4位:コーヒー・紅茶セット
- 5位:洗剤
1位の商品が選べるカタログギフトは、実用的な商品を選んでもらえるのに1番役立つ贈り物です。
友人からのお祝いは金額的に少ないと思いますが、安いもので1,500円の予算で選べるカタログギフトもあるので安心ですね。
2位の商品券は値段がそのまま表示されていますので、失礼ではないかという賛否はあります。
しかし、いらない物をもらうよりも嬉しいという意見が多いようです。
3位~5位のお菓子やコーヒー・紅茶セット、洗剤は値段に応じて価格設定が細かくでき商品の種類が豊富ですので、もらった額に応じて商品を決めましょう。
親へのお返し
自分の子供の祖父母となる親からは入学祝いが高額になる傾向があるので、どの程度の金額のお返しをしたらよいか悩みますよね。
しかし自分の親に高額なお返しをするのはどうかという意見もあります。
ということもあり、額より感謝の気持ちの伝わる商品が人気です。
- 1位:フラワーギフト
- 2位:お酒
- 3位:カタログギフト
- 4位:コーヒー・紅茶セット
- 5位:食事に誘う(食事券)
1位のフラワーギフトは値段も比較的安く、華やかな花で感謝の気持ちを表現して伝えやすい商品として人気ですね。
さらに子供の写真やメッセージ付きカードなどを添えて贈ると喜ばれるでしょう。
2位のお酒もラベルなどに子供の写真や名入れなどをして贈ると記念になりますので人気です。
3位~4位のカタログギフトやコーヒー・紅茶セットは定番商品で種類もたくさんあります。
親の趣向に合った商品を抑えた価格で選びやすいですね。
また5位の食事券は、
- 両親だけで食事を楽しんでもらう
- 一緒に食事に誘って御馳走する
というお返しの仕方も面白いかもしれません。
兄弟姉妹へのお返し
兄弟姉妹へのお返しは、同世代の身内なので実用的なものが好まれます。
- 1位:商品券
- 2位:カタログギフト
- 3位:お菓子
- 4位:ジュースセット
- 5位:コーヒー・紅茶セット
1位の商品券は気心の知れた仲ですので、もらった金額の3分の1~半分くらいをお返しにするケースが増えています。
最近では、
- amazon
- iTunes
- GooglePlay
など、より実用的な電子ギフトをお返しにすることも多いようですね。
2位のカタログギフトは兄弟姉妹が独身であっても、所帯持ちであっても趣向に合わせたカタログを選ぶことができるので人気です。
3位~5位のお菓子やジュース、コーヒー・紅茶セットは価格を抑えつつ、好みを知っている間柄だからこそ好きな商品を送れます。
まとめ
お返しをする相手別にランキング方式で品物を紹介してきましたが、次のことがわかりました。
- 入学祝のお返しは不要という意見もあるが、感謝の気持ちを品物で返した方が良い
- 祖父母へのお返しは、年齢を考慮して使いやすい商品や縁起物を贈る
- 親戚へのお返しは、関係性が薄い場合が多いので、お菓子などの定番商品を贈る
- 友人へのお返しは、もらう額も少ないので実用性のある品物を贈る
- 親へのお返しは、高額な商品になり過ぎず、気持ちが伝えやすい品物を贈る
- 兄弟姉妹へのお返しは気心知れた仲なので、好みに合わせた実用性のあるものを贈る
子供が大学まで進学すると、小・中・高・大と4回もある入学祝いのお返しを考えるのは大変ですよね。
入学祝のお返しは不要という考え方もあるくらいですので、金額を増やすよりも感謝の手紙などをつけて贈ると気持ちが伝わるでしょう。
では逆に、こちらが入学祝いを渡す場合もあります。
そのときには相手に失礼にならないようにお祝いしたいですよね。