子供の入園式・入学式や卒園式・卒業式は母親にとっても大切な式典行事です。
恥ずかしくない格好で出席したいものですよね。
自分も子供も恥をかかないように基本的な服装マナーをしっかりと学んで出席しましょう。
髪型
入園式や入学式は子供たちがこれから始まる新生活の門出を祝う式典行事です。
お祝いの場でありますので、明るいイメージの髪型で出席したいところですが、派手すぎる髪型はNGです。
- 明るすぎる茶髪や金髪
- 巻きすぎのお姫様カールヘア
- キラキラ光る目立つカチューシャや派手な色のリボン
このような髪型だと
主役であるはずの子供たちより目立ってしまい、周りに不快感を与えてしまいます。
- ショートヘアの場合は、少し内巻きにしてボリュームを抑えて目立ちすぎないように
- ロングヘアの場合は、髪を結んでハーフアップやまとめ髪などをしてスッキリとした方が落ち着いた雰囲気に
卒園式や卒業式も同様に厳かな式典行事。
子供たちがお世話になった先生や友達との別れの場です。
入園式や入学式よりも華やかさを抑えた髪型の方が別れのシーンに合っています。
ですので少し地味過ぎるくらいの髪型がオススメです。
ただし、地味にするからといって何もしないでボサボサの髪型は最もNGですので、きちんと髪をとかして出席しましょう。
スーツ
入園式や入学式は子どもの門出を祝う式典なので、ブラックフォーマルはNGです。
一歩間違えると喪服のように見えてしまい、地味にするつもりが返って目立ってしまいます。
春らしく、
- ベージュ
- パステルカラー
といった明るめの色合いのスーツで参加しましょう。
もちろん明るい色だからといって目立ちすぎる原色のビビットカラーやキラキラとした素材のスーツは避けましょう。
卒園式や卒業式では先生や友達との別れの場なので明るすぎる色のスーツはNGです。
- ネイビー
- 濃いグレー
などの落ち着いた色合いのスーツで参加しましょう。
共通してNGな服装は胸元が開いた服や短かいスカートです。
このようなセクシー過ぎる格好は式典行事にふさわしくないですので気をつけましょう。
幼稚園・小学校・中学・高校・大学と、子どもの成長にともなってそれぞれの節目に式典があります。
ほとんどの場合、母親は出席することになりますが、
それぞれの式典によって着るべき服装が微妙に違うことは知ってましたか?
ポイントは「その年齢に合ったステキな服装をする」ということ。
どのような服装をすればいいのか気になる方が確認しておきましょう。
関連記事入学式&卒業式での母親の服装!小学・中学・高校・大学で違う?
コート
入園式や入学式、卒園式や卒業式は体育館や屋内のホールで行われることがほとんどです。
コートは脱ぎ手に持ち参加することになるでしょう。
スーツほど気をつける必要はありませんが、
手に持っていてもカジュアルな物や、ゴージャスなコートは目立ちます。
- ダウンジャケット
- キルティングコート
- 毛皮やファーが付いたゴージャス過ぎるコート
- 原色ビビットカラーの派手なコート
カジュアル過ぎるダウンやキルティングは厳かに行う式典行事にはふさわしくないですね。
ゴージャス過ぎるコートや派手な色のコートも目立ちすぎるのでNGです。
また、暖房設備が整っていない体育館などは寒いです。
ですがコートを着たまま参加するのはマナー違反ですので気をつけましょう。
アクセサリー
アクセサリーについては種類などによってNGなポイントが違いますので、他の記事で詳しく紹介します。
コサージュ
フォーマルなスーツにワンポイントで花を添えるコサージュは式典行事の定番。
しかし入園式・入学式・卒園式・卒業式に共通してNGな色や素材が意外にもたくさんあります。
色
原色系のハッキリした色や輝くキラキラのコサージュは、
厳粛な式典行事の場にはふさわしくないとされています。
- 赤・青・黄色などの濃い原色
- 黒
- 金や銀などのキラキラ光る色
原色のコサージュはスーツにも合わせにくいですので、変に目立ってしまいNGです。
黒のコサージュは落ち着いた雰囲気で良いかと思われがちですが、喪を連想させます。
キラキラと光る色も目立ちすぎますね。
式典行事にはふさわしくありません。
コサージュの色は淡い色で服装に合わせるようにしましょう。
素材
式典行事の場に付けるコサージュはカジュアル素材は避けましょう。
- 綿や麻、フェルト素材
- パールやクリスタル素材を使ったビジューコサージュ
綿や麻などの布素材を使ったコサージュはカジュアルに見えます。
キラキラと光る素材を使って作られたビジューコサージュは目立ちすぎることからNGですね。
式典行事では、オーガンジーやシルク素材を使い、淡い色合いでさりげなく花をそえたコサージュがオススメです。
ストッキング
ストッキングは肌色のものを選びます。
自分の肌の色より1トーン暗い色を選ぶと肌になじみ、脚を細く見せる効果があるでしょう。
スカートのスーツスタイルやワンピースで出席した場合のストッキングのマナーについてもNG事項があります。
- 30デニール以上のストッキング(タイツ)
- 派手な柄のストッキング
- 黒いストッキング
入園式や入学式、卒園式や卒業式に共通してこのようなストッキングは避けたほうが良いでしょう。
NG1:30デニール以上のストッキング(タイツ)
防寒対策だからといって30デニール以上のストッキングはタイツです。
フォーマルな場ではふさわしくありません。
寒い地方では許されるケースもあるようですが、タイツはカジュアルな装いであるとの見方が多いですので避けたほうが良いでしょう。
NG2:派手な柄のストッキング
派手な柄の付いたストッキングも同様に式典行事ではカジュアル過ぎるのでNGですね。
- ラメ入りのキラキラしたタイツ
- 網タイツ
などは場違いな雰囲気になってしまいますのでやめましょう。
NG3:黒いストッキング
黒いストッキングは見かけることもあるかと思いますが、喪を連想させて式典行事にはふさわしくないとされていますので避けたほうが無難です。
ストッキングはオシャレにこだわるのでなく、肌色で地味に着こなした方がスマートですね。
くれぐれも肌色だからといって、生足での参加はノーメイクで参加するのと同じくらいマナー違反ですので絶対にやめましょう。
バッグはシンプルなフォーマルバッグ
身に着ける服装はバッチリ揃えたものの、ついつい忘れがちなのがバッグの存在です。
- 柄物や派手な色のバッグ
- ブランドのロゴが大きく入ったバッグ
このようなバッグ持って参加することはNGです。
柄物や派手な色のバッグ
花柄やモノグラムの模様がデザインされたバッグはカジュアルな印象を持たれますので式典行事にふさわしくありません。
色も明るい原色カラーのバッグは目立ちすぎてしまいますのでNGですね。
ブランドのロゴが大きく入ったバッグ
ブランドのバッグも大きくロゴが入って目立つものは式典行事の場では印象が悪くマナー違反となります。
バッグは靴と同色系の色を持つと無難です。
革素材の無地でシンプルなフォーマルバッグを揃えるようにしましょう。
フォーマルバッグだけでは荷物が入りきらないという方はサブバッグを用意しましょう。
サブバッグを持ちたくない場合は大きめのトートバッグを持つと便利ですね。
靴
フォーマルな場では目立たないように見えて実は1番目につくのが靴です。
入園式や入学式、卒園式や卒業式は室内で行われることが多いので、油断していると屋外に出たときに恥をかきます。
オシャレ過ぎるデザインやカジュアルな色の靴はフォーマルな装いでは目立ちすぎるのでNGです。
- 高すぎるハイヒールやピンヒール
- つま先やかかとが空いたサンダル
- スニーカーなどのカジュアルな靴
- ラメなどが入ったキラキラ素材や派手な原色の靴
NG事項が多いですが、いずれにしても服装に合った色の靴を選びましょう。
基本的にはヒールが4~5cm程度のパンプスが式典行事でのスーツスタイルにふさわしいのでおススメです。
まとめ
入園式・入学式&卒園式・卒業式でママ(母親)の服装マナーについて調べましたが、次のことがわかりました。
- 明るすぎる色や派手すぎる髪型は、目立ってしまい周りに不快感を与える
- 入園式や入学式は、子どもの門出を祝う式典なのでブラックフォーマルはNG
- 卒園式や卒業式では、先生や友達との別れの場なので明るすぎる色のスーツ避ける
- カジュアルすぎる素材やゴージャス過ぎるコートは変に目立ってしまう
- 原色系のハッキリした色や輝くキラキラのコサージュは厳粛な式典行事の場にはふさわしくない
- 綿や麻、フェルト素材、パールやクリスタル素材を使ったカジュアルなコサージュもNG
- 派手な柄や黒色、30デニール以上のストッキング(タイツ)は式典行事にふさわしくない
- 柄物や派手な色、ブランドのロゴが大きく入ったバッグは避ける
- オシャレ過ぎるデザインやカジュアルな色の靴はフォーマルな装いでは変に目立ち過ぎてしまう
子供にとって記念となる式典行事でマナー違反とならないよう、しっかりとチェックして参加しましょう。