入学式&卒業式での母親(ママ)の服装!小学校・中学校・高校・大学で違う?

春になると卒業式や入学式のシーズンがやってきますね。

お子さんの成長と共に訪れる式典。

それは母親にとっても緊張する場でキチンとした服装で出席したいものです。

子どもは、小学校・中学校・高校・大学と成長していきます。

それに合わせて母親の服装も変えていくべきなのでしょうか?

子供の成長と共に齢を重ねていく母親の服装について、年齢を考慮しながら違いを解説していきたいと思います。

スポンサーリンク

入学式や卒業式で母親の一般的な服装

まず初めに入学式や卒業式ではどんな服装が一般的なのでしょうか。

入学式や卒業式は式典行事。

準礼装(セミフォーマル)で出席することが常識になっています。

よく見かける母親の準礼装のスタイルは大きく分けて3種類あります。

  • スーツにスカートスタイル
  • スーツにパンツスタイル
  • ワンピーススタイル

この3つのスタイルが基本に、学校別(年代別)に最適な着こなし方をみていきましょう。

小学校【20代~30代】の入学式&卒業式での服装

小学校のお子さんを持つ母親は20代後半から30代の方が多いですね。

まだまだ若い世代。

可愛らしくオシャレを意識した服装の母親が目立つのが特徴です。

準礼装のなかでは可憐なワンピーススタイルの割合が多いですね。

入学式と卒業式では、

  • 入学式は明るさと可愛らしさ
  • 卒業式は落ち着きと可愛らしさ

と母親の服装少しずつ変わっていきます。

入学式は明るさと可愛らしさ

小学校の入学式は若い母親が多いです。

一般的なフォーマルすぎる服装だと逆に地味に目立ってダサく見えてしまうでしょう。

特に入学式はこれから始まる小学校生活を祝う式典行事ですので、

  • ホワイト
  • パステルカラー

といった、明るい色の服装で出席しましょう。

ただし、濃い原色や光沢のある服装は目立ちすぎて式典行事にはそぐわない格好になりますのでNGです。

淡い色で目立ちすぎず、落ち着いたシンプルで可愛らしデザインの服装がおすすめです。

卒業式は落ち着きと可愛らしさ

小学校の卒業式となると母親は若くても30代前半の年齢となってきます。

卒業式はお世話になった先生や友達との別れの場でもあります。

  • ネイビー
  • グレー

といった、落ち着いた色の服装で出席しましょう。

ただし落ち着いた色だからといって、全身真っ黒で参加すると喪服のように見えてしまいますので注意が必要です。

デザインが、

  • 首元
  • 袖口

に施された服装にすると、落ち着いた色の服でもさりげなくオシャレに可愛らしく見えます。

ワンポイントで華やかさを演出

ネックレスやコサージュを明るい色にして目立たせると地味過ぎる格好にならないのでおすすめなテクニックです。

中学校【30代~40代】の入学式&卒業式での服装

中学校のお子さんを持つ母親は30代~40代の方が中心ですね。

落ち着いた雰囲気が出てくる年代です。

可愛さよりも大人のカッコ良さを演出した服装が特徴です。

最近は共働きの家庭が多く、この年齢では会社でバリバリと働いているキャリアウーマンの方が多いのではないのでしょうか。

ですので各世代と比較すると、

  • 入学式は颯爽としたイメージ
  • 卒業式はシックなカッコ良さ

このようなカッコ良く決めるパンツスタイルの割合が多いです。

入学式は颯爽としたイメージ

入学式は明るい色で、
颯爽としたカッコ良さを見せるようにしましょう。

  • ベージュ
  • 薄いグレー

の色は目立ちすぎず颯爽と見える印象の効果があります。

デザインはフリルなどひらひらとした可愛らしいものではなく、細身に見えるタイプにしましょう。

ピッタリとした服装は軽やかさを演出。

大人のカッコ良さを出ます。

卒業式はシックなカッコ良さ

卒業式は、
落ち着いた色のセミフォーマルでシックなカッコ良さを見せるようにしましょう。

  • 濃いグレー
  • ダーク

などがおすすめです。

落ち着き過ぎるとビジネススーツに見えてしまいます。

ブーツカットのパンツなど、カジュアルなデザインを選んでオシャレに着こなしましょう。

また、少し光沢のある素材で華やかさをプラスすると素敵ですね。

高校【40代~50代】の入学式&卒業式での服装

お子さんが高校生ともなると40代~50代の母親が多いですね。

この世代ともなると可愛いやカッコ良いではなく、
大人の上品な雰囲気をもった服装の母親が多いのが特徴です。

  • 上質な素材
  • ブランドもの

のセミフォーマルを着こなし、年齢的にも体型を隠したデザインが多く見られます。

アクセサリーとの組み合わせで、上品に魅せるスーツにスカートスタイルの服装が多いですね。

  • 入学式は気品ある雰囲気
  • 卒業式は暗めで上品な雰囲気

入学式は気品ある雰囲気

これまでは入学式は明るいイメージの色を着こなしてきました。

高校になると全体的に年齢層も上。

今までの入学式のように、

  • 明るい色
  • 可愛いデザイン

で若過ぎる格好をすると、年頃のお子さんが恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。

上着をホワイトにしたらスカートはブラックに。

このようにメリハリをつけた上品なフォーマルファッションがおすすめです。

パールのネックレスや、華やかなコサージュを身に着けて気品ある雰囲気を演出すると良いですね。

卒業式は暗めで上品な雰囲気

卒業式は暗めの色の服装で参加します。

選んだ服装が、
フォーマルすぎると老けて見え過ぎてしまいますので気をつけましょう。

そのためには上着を薄いグレーにして入学式と同じように上下を違う色に。

そうすることで上品な雰囲気を醸し出すのがオススメです。

デザインや襟元を工夫

デザインも襟もとにフリルが付いたり、袖口に広くしたりしてオシャレにすると気品ある華麗な装いになります。

スーツにも流行り廃りがあります。

若い頃に購入したセミフォーマルを着回そうとすると古いデザインでダサくなるので避けたほうが良いです。

大学【40代後半~50代以降】の入学式&卒業式での服装

大学生のお子さんを持つ母親は40代後半から50代以降の方が多いですね。

大学は制服がありません。

参加者は全員セミフォーマルです。

ですので大人同士の入学式・卒業式といった雰囲気で行われます。

もちろん式典行事であることにかわりません。

セミフォーマルで参加するのですが、
母親という立場よりも個人として自由な服装での参加が多いのが特徴です。

子供の入学式・卒業式では最後の晴れ舞台。

普段あまり着ることのない和装(着物)で参加する母親も多いようです。

  • 入学式は着回しがほとんど
  • 卒業式は和装も多数

入学式は着回しがほとんど

大学の入学式ともなると子供も親の服装を気にしません。

当日も本人と行動することはほとんどないのです。

周りの父兄に知り合いも少ないでしょう。

ですので、中学や高校で着たセミフォーマルを着回すことがほとんどのようです。

しかし子供にとって最後となる入学式。

思い切って和装(着物)で参加する母親もいます。

和装であれば、セミフォーマルでよく着られる訪問着のスタイルで、

  • 春らしい明るい
  • 華やかな柄

の着物で参加しましょう。

卒業式は和装も多数

大学の卒業式も入学式と同様に、

  • 今までに着た服装で着回しをする
  • 気合を入れてオシャレをする

など最後の卒業式は両極端でしょう。

卒業生が女の子だと袴を着る子供が多いですので、
母親も合わせて和装(着物)で参加することも多いようです。

和装であれば、

  • グレー

など落ち着いた色合いの上品な雰囲気で参加すると良いですね。

まとめ

入学式や卒業式に参加する母親の服装について、小学校・中学校・高校・大学での違いについて調べてみましたが、次のことがわかりました。

  • 子供が成長していくなかでそれぞれの入学式・卒業式に参加するとき、母親の年齢によって服装は変化していく
  • 入学式や卒業式での母親の一般的な服装
    • スーツにスカート
    • スーツにパンツ
    • ワンピース

     

  • 小学校の入学式・卒業式に参加する母親は20代~30代が多い
  • 小学校の入学式の服装は、明るい色で可愛らしく
    卒業式は、落ち着いた色で可愛らしい特徴
  • 中学校の入学式・卒業式に参加する母親は30代~40代が多い
  • 中学校の入学式の服装は、華やかにカッコ良く
    卒業式は、シックな雰囲気でカッコ良い服装が特徴
  • 高校の入学式・卒業式に参加する母親は40代~50代が多い
  • 高校の入学式は、年齢に合わせて上品に
    卒業式は、地味なりすぎないように気品ある華麗な服装が特徴
  • 大学の入学式・卒業式に参加する母親は40代後半~50代以降が多い
  • 大学の入学式は、着回しで済ませることが多い
    卒業式は子供の袴に合わせて和装(着物)で参加する母親が多いのが特徴

それぞれの式典行事は子供にとって一生に一度の晴れ舞台です。

母親も自身の年齢に合わせて恥ずかしくない格好で参加するようにしましょう。