自分の息子が結婚すると必ず想定しておかなければいけないのが嫁姑問題。それは嫁側の問題だったり、姑側の問題だったり、引き起こされる原因はさまざまです。
嫁姑問題によって息子との関係が悪くなってしまったり、家族全体の不仲に繋がってしまうことも。
しかし、嫁姑問題の解決方法は意外と簡単なんですよね。それにはちょっとした秘訣があるのでご紹介します。
同居していると不仲になりやすい理由
日本人の多くは、「できれば結婚したら親との同居は避けたい!」と思ってる方が大半だと思います。
予想通りに不仲になってしまった人も、「こんなはずじゃなかったのに」と思って結果的に不仲になってしまった人もいると思います。
まずは同居して不仲になった人たちの事例を探ると以下のようになりました。
- プライバシーの侵害
- 姑の子育てへの口出しが多い
- お金にまつわる問題
- 小姑問題
- 子離れしていない姑
- 姑との価値観の違い
- 家政婦同様の扱い
ex.姑が勝手に夫婦の寝室に入って来たりする
ex.◯◯を食べさせたほうがいい
ex.食費や貯金の仕方
ex.ちょくちょく帰ってくる小姑への接待
ex.息子の面倒を見たがる
ex.育った環境の違いで価値観が大きく異なる場合があるのでストレスが増える
ex.嫁だから家事をするのが当たり前のように家族団らんに入れてもらえず寂しい思いをする
とにかく数え上げるときりがありません。
しかしこれらを振り返ってみると、ほとんど姑が嫁の嫌がることをしてしまっているのが大半の原因なのかもしれません。
嫁姑が仲良しになる人の特徴
しかし、嫁姑問題というと仲が悪くて相容れないという印象はありますが、実はとても仲の良い嫁姑もたくさんいるようです。
そしてそんな関係を保っている嫁姑にはいくつかの共通点があるようです。
嫁の特長
- 比較的言いたいことは遠慮せずに言ってる。
- 甘え上手である(些細なことでも姑に聞いたり頼んだりしている)
- 良く姑の話を聞く(聞き上手)
- 人前では夫を常に立ててる。
- 経済面で親に心配をかけないようにしている。
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こうみると、姑にどう接すればよいかを心得ているお嫁さんが多いですね。
姑の特長
- 子離れがしっかりできている。
- 細かいことに干渉しない。
- 価値観が違うことをきちんと認めている
- 普段から感謝の言葉を口にしている。
- 趣味ややるべき仕事を持っていて一人の時間を楽しんでいる。
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姑さんの特徴は適度な距離を設けて接している人が多いように見受けられます。自分と相手の線引がちゃんとできてるようです。
すなわち、仲良しでいられる二人の共通点はコミニケーションが良く取れていて、すなわち何でも話せる関係が出来てるようです。
また、家業を手伝っている嫁姑の関係は比較的に仲が良いようです。四六時中一緒にいますので、嫌でも仲良くしなければいけませんよね。
そのことからみても同じ時間を共有し、同じ目的に向かって生活していると自然と仲良くなるようですね。
嫁と娘の違いは生活を共にしてきた時間の長さだといわれています。あせらずにゆっくりと時間をかけてお互いを理解しあい尊重して行くことで何でも話せる良い関係を築いていけるのです。
嫁姑問題を解決する方法と秘訣(嫁編)
ただ、どんなに仲が良くても時には喧嘩になることもありますよね。姑さんと仲たがいしてしまってどうやって関係を修復しようかと思ってる人に2つの方法を教えたいと思います。
姑に素直に謝る!
自分は悪くないと思っていても、先に謝った方が勝ちですよね。姑は何はともあれ目上だしプライドもあるので先に謝らせてはいけないと思います。
それも賢い嫁の策ですね。そうすると「うちの嫁は素直な良い嫁」となります。
どうしても姑にやってほしくない事、して欲しくない事が有るときには、旦那に間に入ってもらって話をしてもらいましょう。
旦那はどんなに揉めても親子なので普通はこじれる事はありません。
もちろん旦那はどんな時にも嫁の味方でいなければなりません。
姑と積極的に関わるようにする
嫁の立場で姑と仲良くしていきたいと思っているのなら、まず姑は自分たちと本当はどう関わりたいのかを知っておく必要があります。
多くの姑はいつまでも母親として息子、嫁にいろいろ指導したいと思っています。だからあれこれアドバイスしたがるのです。
それなら、それを逆手に取るのが一番。
嫁の方からいろんな事を教えて欲しいと甘えてみましょう。すごく喜んで教えてくれますよ。
たとえば
- お母さんが作った料理で旦那さんの好物料理を教わる。
- 子供の頃の話を聞かせて欲しいと頼んでみる。
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すると自然と嫁姑の関係が良くなってきますよ。
だからあまり息子の家庭に関わらないようにしようと思う姑もいます。二人の仲を邪魔してはいけないからと遠慮したり。
だからこそ、旦那が出張の時に食事に誘ったり、一緒に買い物に出かけたりと、同じ時間を共有する機会を多く持つことは仲の良い嫁姑の関係を築くのにはとても良い事だと思います。
嫁姑問題を解決する方法と秘訣(姑編)
姑はお嫁さんと適度な距離を保つことが大事。特に以下に2点は意識しておきましょう。
細かい事、余計な事を言わずに挨拶だけしておく
ほとんどが嫁姑の会話からトラブルになります。
姑はお嫁さんに教えたいという気持ちから余計な口出しをするので、喧嘩になったり相手を傷つきてしまうことがあります。
もしお嫁さんと仲が悪くなってぎくしゃくしてしまった時は距離を置きましょう。
時間が解決してくれると思うので、息子夫婦が幸せに暮らせることを一番に考えて仲良くなるきっかけができるのを待った方が良いと思います。
嫁は息子の彼女だと思う
お嫁さんは息子の彼女くらいに考えていた方が上手くいきます。よく娘のように接するとか言いますが、嫁いできたばかりの時は無理があります。
嫁を一人の大人の女性として、気を遣って接する事が大事にです。
息子のところへお嫁にきてくれてありがとうと感謝の気持ちを忘れないことですね。
これから嫁姑問題を抱えそうな人へ
最後に、これから結婚される方、もしくは同居を考えている方へ。
特に同居にあたってははじめが肝心で、きちんとルールを決める事が重要です。曖昧にして生活を始めると後から修復するのは結構苦労するものです。
ルールつくりのポイントは簡単。
- プライバシーは守るようにするためのルール
- 共有スペースの使い方のルール
- 生活費の分け方 支払い担当はだれが行うなどこれは細かく
→お互いの夫婦の生活エリアに入らないなど。
→掃除当番や担当なども決めておくと楽ですね。
→このルールは一番難しいと思いますがとても重要です。
決めた事は書き出しておくとよいと思いますよ。孫が出来たらその時又話し合って孫への接し方もルールを設けると良いと思います。
ある方が他人が同居するという事は、いつも合宿しているようだと思うとストレスにならないと言っていました。合宿の為のルールだと思うと楽しいですね。
又これから嫁姑問題を抱えるかもしれない方は、人は基本的に誰かと仲良くなりたいと感じた時には、まず相手の事が知りたいと思い行動するということを覚えておきましょう。
やはり他人同士ということもあり、気を遣うし、あまり仲良くなりすぎると面倒だからと付き合いを怠っていると仲良くはなれません。
相手を理解して始めて付き合い方も見えて来ると思います。嫁姑といっても同じ女同志仲良くなれると思いますよ。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。