ヨーロッパの水道水の硬度や飲めるか調査!水の値段は高いしまずい?

水資源を大切にする日本では、上下水道の設備が整い、その普及率は9割にも及ぶそうです。

そのため水道水をそのまま飲んでも安全だということは世界中でよく知られています。

そういったことから、水道水をそのまま飲水として飲むことができることが普通のとなってきています。

そんな日本人がヨーロッパなど海外へ渡航した場合、日本のように水道水を飲むことはできるんでしょうか?

今回は、

  • 水質を測る座標として硬度の違い
  • ヨーロッパの国々で水道水を飲めるのか
  • 飲料水とし販売している水は日本のものと比べて味・価格

など、ヨーロッパと日本での水の違いについて調べてみました。

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軟水・硬水の基準

水というのは、雨水などが地面に降り注ぎ地中に染み込んでいく際に鉱物が溶けて含まれるミネラル(カルシウムやマグシウム)の配分の度合いによって、軟水と硬水に分けられます。

この硬度は、1リットル中に含まれるカルシウムの量(mg)とマグシウムの量(mg)から計算します。

硬度=(カルシウム量mg/l×2.5)+(マグネシウム量mg/l×4)という式で表すことができます。

この数値で以下のように、一般的に分類されています。

  • 100以下のものを軟水
  • 300以上のものを硬水
  • 100~300までのものは中硬水

日本での水道水の硬度は50.9で、軟水に分類されています。

また、日本の水は諸外国に比べて硬度が低いです。軟水は身体に吸収されやすく、健康にも良いとされ身体にやさしい水です。

では、ヨーロッパの主な都市の硬度について見ていきましょう。

ヨーロッパの主な都市の硬度

日本と比較してヨーロッパの水道水の硬度は高いです。

以下に主要な都市についての硬度を調べてみました。数値の単位はmg/lです。

  • コペンハーゲン(デンマーク) 350mg/l
  • ミュンヘン(ドイツ) 300mg/l
  • パリ(フランス) 280mg/l
  • ミラノ(イタリア) 270mg/l
  • アムステルダム(オランダ) 240mg/l
  • ロンドン(イギリス) 220mg/l
  • ブカレスト(ルーマニア) 180mg/l
  • ストックホルム(スウェーデン)120mg/l
  • イスタンブール(トルコ) 100mg/l

上記の数値はあくまでも参考値です。

ヨーロッパの水道水は飲める?

ヨーロッパの国の各都市部の水道の設備が整っていて、安全に飲めると言われている国は以下の通りです。

  • フィンランド
  • スウェーデン
  • アイスランド
  • ドイツ
  • アイルランド
  • オーストリア
  • クロアチア
  • スロベニア
  • スイス
  • イギリス
  • スペイン
  • フランス
  • ベルギー
  • オランダ
  • デンマーク

このなかでもアイスランドの水道水は、天然の水がそのまま流れており、日本のように消毒用の塩素やカルキなどは一切入っていません。

世界で一番きれいな水であり、おいしい水と言われています。

また、オーストリアの水道水もほとんどがアルプスの湧き水です。

しかしながら、水道設備が整っているからと言って、日本人がヨーロッパの国々の水道水を飲んでも合うとは限りません。

前述の「ヨーロッパの主な都市の硬度」で記述したとおり、ヨーロッパの国々の水道水は日本と比較して硬度が高いです。

日本人にとっては飲みにくい硬水のようです。

殆どの国で日本の水よりも硬度が高いために胃腸に下痢など、悪影響が出やすいので、注意が必要です。

ヨーロッパの飲料水は高くて、まずい

これまで述べてきたとおり、都市部では水道設備が整っているようです。

でも、それ以外の地域では設備が不十分な地域もあり不純物が混ざってる場合もあります。

そのため味はいまひとつなので、日本人にとっては飲みにくいと言われています。

では、海外に行った時に飲料水はどのような物を選んだら良いのでしょうか?

日本でも最近では、ミネラルウォーターとしてスーパーやコンビニ、自動販売機などで売られていますよね。

同様にヨーロッパの国々でも販売されています。

そしてその種類や硬度も様々で、軟水のミネラルウォーターも売られているんです。

飲料水は軟水のミネラルウォーターがおすすめ

そこで日本人におすすめのものは、やはり軟水のミネラルウォーターです。

例えば、ミネラルウォータのメーカーで有名なボルヴィックは硬度60で軟水の部類に入りますのでおすすめです。

硬水の多いヨーロッパでは珍しいですね。

この表で見るとボルヴィックが日本のミネラルウォーターの硬度に最も近いことがわかります。

しかし飲みやすいものといえ、それでも日本で販売してる商品の硬度の倍です。

  • エヴィアン(硬度304)
  • ヴィッテル(硬度317)
  • コントレックス(硬度1475)
  • などのメーカーはそれぞれ硬度が高く、カルシウムとマグネシウムを豊富に含んでおり、胃腸の弱い方は注意が必要です。

    ヨーロッパの主要な国での飲料水の価格は?

    では、ヨーロッパの主要な国での飲料水の価格はいくらぐらいなのでしょうか?

    日本では購入する場所によって違いますが、500mlで約100円前後が多いです。

    • 日本 → 500mlで約100円

    この日本の水の価格と比較しながら調べてみましょう。

    まずフランス。フランスでの水の価格は、日本よりも安い価格です。

    だいたい500mlで約70円と言われています。

    • フランス → 500mlで約70円

    日本でも箱買いやネットなどで購入したり、大きなスーパーなどで購入すると、1本あたりの値段はかなり低く抑えることができます。

    しかし日本のコンビニなどでは500mlの水は約70円で買えません。

    もしもフランスのコンビニ的な場所で約70円で買えるのだとしたら、とても安いといえるでしょう。

    じゃあ、ヨーロッパはどこでも安いのかというと、決してそんなことはありません。

    ドイツでの物価一覧でみますと水は400mlで440円。

    • ドイツ → 400mlで約440円

    これは日本やフランスと比べると、かなり高いですよね。

    単純に物価が高いから水も高いということもありますが、ビールよりも高いのは驚きです。

    でもドイツのお隣の国チェコの場合はどうかというと、500mlで約155円ですので、それほど高くはありません。

    • チェコ → 500mlで約155円

    このようにミネラルウォーターの販売価格は、国によってまちまちです。

    なお、その時の換算レートによっても価格は異なりますのでご参考までに。

    まとめ

    ヨーロッパの水道水の硬度やオススメの飲料水やその価格について調べてみました。

    • ヨーロッパの水道水を日本人が飲むと、日本より硬度が高いため、胃腸に悪影響が出る恐れがある
    • ヨーロッパの水道水は、水道設備が不十分な場所が多い不純物が混ざってる場合がある日本の水よりも硬度が高い、という理由から飲むには注意が必要
    • ミネラルウォーターを購入するなら、日本の水と硬度が近いボルビックが良い
    • ヨーロッパ諸国で異なるが価格は全体的に日本に比べて高めである

    安全、安心して水を飲むのであれば、日本の水と硬度が近いミネラルウォーターを購入して飲むことをおすすめします。