クレジットカードが水や湿気で濡れたら?乾燥機や熱の変形にも注意!

最近少額の買い物にもクレジットカードを使う人が多くなってきていますね。今やネットでの買い物やコンビニでも使えてのお財布となってる人も多いと思います。

そんな大切なクレジットカードをポケットや財布に入れていて、うっかり水の中に落としてしまったなんていう経験ありませんか?

大切なものなので、濡らしてしまったら心理的にもあわててしまいますよね。

ついドライヤーなどを使ったりストーブの前で乾かしたくなりますが、熱を加えすぎて変形する場合があるので注意しなければいけません。

そこで今回はクレジットカードを水に濡らしてしまった時の正しい対処方法ご紹介したいとおもいます。

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身近に起こるクレジットカードが濡れてしまうケース

「クレジットカードを濡らすなんて考えられない」とほとんどの人は思うかもしれませんが、実は日常生活の中でクレジットカードを濡らしてしまう可能性ってけっこう高いのです。

例えば・・・

  • 大雨や急なゲリラ豪雨でずぶぬれになってバックや財布ごと濡れてしまった。
  • 誤ってズボンのポケットにカードを入れたまま洗濯してしまった。
  • ポケットに入れていて誤ってトイレに落としてしまった。
  • ボートに乗っていて船の上から財布ごと誤って海に落としてしまった。
  • 財布からお金を出すときに、雪の中に落としてしまった。
  • お風呂の湯加減をみようとかがんだ瞬間にポケットから湯船のなかに落とした!

などなど予期せぬ事態が起きるものです。

これらの可能性を知っておくだけでも十分に防ぐ事は出来ると思います。

それでも濡らしてしまった場合。そんな時はどのように対処すればよいでしょう。

クレジットカードが水や湿気で濡れてしまうと・・・

結論から言いますと、乾かせば元どおりに使用できます。

クレジットカードは硬質塩化ビニール板というプラスチック系の素材で作られています。水をはじく素材なので、基本的にはあわてる必要はなく乾けば元に戻るんですよね。

しかし水の中に落として長時間浸ってしまったカードの場合などは少し心配ですね。

なぜなら、カードにはICチップが付いていて、そこの部分がさびてはがれてしまうと使えなくなるからです。

特に海の中に落としてしまった場合は海の水は海水なので、すぐに引き上げて真水で洗い流して乾かせば大丈夫です。

しかし長い時間海の水につかっていた場合など磁気ストライプが破損してしまい使えなくなってしまっている可能性があります。

少し水に濡れたり湿気が原因で使えなくなってしまうことない。ただし、長時間水の中に浸ってしまった場合は注意が必要。

ドライヤーで乾燥させると熱による変形が起こる?

濡れたら急いで乾燥させなくては!!と、よくドライヤーなどを使って乾かす人がいるかもしれません。

しかしクレジットカードは素材であるプラスチックは熱や傷に弱いという特徴があるので、できればさけた方がよいと思います。

最近多くなってきているのが、

「洗濯乾燥機が普及しだした事で、クレジットカードをズボンのポケットに入れたまま洗濯し、乾燥機の熱で変形してしまった!!」

という例。

クレジットカードの素材の硬質塩化ビニール板は54度から80度以上の高温で材質が変化するという性質があるので乾燥機の中はかなり高温になりますのでカードが変形してしまいます。

洗濯機だけなら財布のごとならカードは大丈夫ですが、単体で洗濯してしまうと、カードが傷ついて変形してしまうことがあります。

クレジットカードが濡れてしまった時の正しい対処方法

では万が一クレジットカードを水に濡らしてしまった場合はどうしたら良いでしょうか?

調べた結果意外と簡単なことがわかりました。

乾いたタオルやハンカチに挟んでポンポンと叩くように、軽く水気を取り自然に乾くのを待つ

これだけでOKです。ただし注意点もいくつかあるので以下のことは必ず押さえておきましょう。

  • カードをすぐに使いたいときにはドライヤーを使って乾かしても良いですが、カードが熱で変形しないように数分、風を当てる程度でOK。
  • 理想は吹き出し口から30センチはくらいは離すこと。一般的なドライヤーの温度は吹き出し口から5センチのところで100度以上になります。
  • クレジットカードの水気を拭き取るときに、ICチップや名前の印字の部分を強くこするのは絶対にやめる。
  • ICチップは熱に弱いです。そのため強くこするとその時の摩擦の熱で高温になり故障の原因になったりします。印字まで消えてしまうと使えなくなります。
  • クレジットカード乾かすことできたら・・・

    水で濡らしてしまったクレジットカードを乾かした後、本当につかえるのかどうか心配な方は、一度コンビニなどで使ってみましょう。

    残念ながらもし使用できない場合は

    • 再発行するか
    • 解約してもう一度作り直すか

    どちらかの方法を取らなければいけません。

    クレジットカード会社によっては、再発行に1000円程度支払わなければならない場合もあります。

    それに万が一カードが少しでも変形したり、破損したらそのカードは絶対に利用してはいけません。

    ATMを利用して詰まらせるなど、故障させてしまった場合は再発行の手続き料金より何十倍もの高い修理費を請求されることになります。

    破損してしまったらこの際、良い機会なので解約して新しいカードを作るという方法もありますね。

    今なら新しいカードを作ると逆にお得になるキャンペーンを行っている会社もあるので、これを機会に作ってみるのもいいかもしれませんね。

    最後まで読んでいただいてありがとうございました。