子どもが成長する過程で幼稚園・小学校・中学校などに通います。
その各学校を入学・卒業する年齢って何歳なのだろうと疑問になったり、正しく知りたいと思うことがありますよね。
そんなときに参考にしてもらいたい、各入学・卒業式の年齢をわかりやすくまとめました。
そのときの成長や行事についても合わせて紹介していますのでご覧下さい。
幼稚園の入園・卒業の「年齢」
産まれて初めて通うことになるのが幼稚園です。
- 幼稚園へ3年保育で「入園」する年齢は、満4歳
- 幼稚園を「卒園」する年齢は、満6歳
- 幼稚園3年保育の年齢は、3歳か4歳
- 幼稚園2年保育の年齢は、4歳か5歳
- 幼稚園1年保育の年齢は、5歳か6歳
幼稚園は3年保育から1年保育まであり、入園する時期が選べるので、人により通う期間は違います。
そして入園する年齢は、最近では昔に比べて3年保育になる満4歳での入園が多くなってきました。
子供の性格や各家庭の環境をみて決められているようです。
産まれた月によって体の大きさも随分違うので、いつ通わせるのが迷われる方もいるでしょうね。
この頃の年齢は、初めての集団生活で心身ともに急成長します。
同世代の友達と遊ぶことで、楽しく遊ぶだけでなく喧嘩など様々なことを経験します。
体験する行事
産まれてからいくつかの行事を体験してきたと思いますが、この幼稚園時代には『七五三』を経験します。
七五三とは、11月15日に晴れ着を着て神社・氏神に参拝し、その年まで無事成長したことを感謝し、これから将来の幸福と長寿をお祈りする行事です。
- 男の子は、3歳と5歳
- 女の子は、3歳と7歳
で祝います。
行う年齢は、数え年と満年齢どちらでも良いとされています。
小学校の入学・卒業の「年齢」
いよいよ義務教育が始まります。
6年間もあるので年齢に迷うこともあるでしょう。
- 小学校へ「入学」する年齢は、満7歳
- 小学校を「卒業」する年齢は、満12歳
- 小学校1年生の年齢は、6歳か7歳
- 小学校2年生の年齢は、7歳か8歳
- 小学校3年生の年齢は、8歳か9歳
- 小学校4年生の年齢は、9歳か10歳
- 小学校5年生の年齢は、10歳か11歳
- 小学校6年生の年齢は、11歳か12歳
となります。
小学校6年間は、急速に体が成長し、とても活発に活動する時期でしょう。
義務教育のなかで勉強を学び友達の大切さを知り、コミュニケーション能力も育ってきます。
体験する行事
『十三参り』という行事があります。
この十三参りは聞きなれない方もいるかと思います。
主に関西(特に京都)に伝わる習慣で、陰暦の3月13日、現在の4月13日に数えで13才になった男女が虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)にお参りします。
知恵と福徳を授かる風習が生まれました。
- 「智恵もらい」
- 「智恵参り」
ともいいます。
そして昔からある行事ではないのですが、ここ15~20年ぐらい前から学校を主体とした『2分の1成人式』という行事があります。
成人の20歳の2分の1にあたる、満10歳になる小学校4年生に行われます。
学校によりやり方は様々ですが、よくあるのが子どもに自分の育ってきた10年の歴史を振り返らせたりします。
中学校の入学・卒業の「年齢」
義務教育最後の中学校です。
- 中学校へ「入学」する年齢は、満13歳
- 中学校を「卒業」する年齢は、満15歳
- 中学校1年生の年齢は、12歳か13歳
- 中学校2年生の年齢は、13歳か14歳
- 中学校3年生の年齢は、14歳か15歳
入学した歳と、卒業した年では顔つきなども全然違い、体つきは大人に近くなります。
勉強も小学校とは違い格段に難しくなり、思春期に突入する年齢でもあります。
様々な葛藤なども生まれ多感な頃ですね。
高校の入学・卒業の「年齢」
義務教育を終了しましたので、高校へ進学か社会人かの選択ができます。
高校へ入学した際の年齢は、
- 高校へ「入学」する年齢は、満16歳
- 高校を「卒業」する年齢は、満18歳
- 高校1年生の年齢は、15歳か16歳
- 高校2年生の年齢は、16歳か17歳
- 高校3年生の年齢は、17歳か18歳
この歳は、中学校からストレートに進学した場合です。
高校、大学は義務教育じゃないので違う年齢の人もいます。
ちなみに、法制度上は高校を始めとする後期中等教育の学校に入学できる年齢に上限は設定されていません。
高校にもなると、自分で進学したい学校を選びます。
そのため将来なりたい姿の為に一層努力していくでしょう。
高校は中学より自由度が高くなるので羽目を外しやい年齢と言えますね。
大学の入学・卒業の「年齢」
大学は、今まで学んできた学力に専門的な教育が行われます。
- 大学へ「入学」する年齢は、満19歳
- 大学を「卒業」する年齢は、満22歳
- 大学1年生の年齢は、18歳か19歳
- 大学2年生の年齢は、19歳か20歳
- 大学3年生の年齢は、20歳か21歳
- 大学4年生の年齢は、21歳か22歳
大学へ在学する年齢は様々なことで変化すると思いますが、あくまで基準としての年齢で考えて下さい。
授業のやり方の今までとは異なり、より自分で考えて行動することが求められます。
この年齢にもなると、親の干渉をあまり受けずに大学生活を楽しむ方も多いでしょう。
体験する行事
大学生の頃に体験する行事は『成人式』です。
満20歳になると、社会的にも法律上でも一人前の大人として認められます。
昔から成人となった証として重要な儀式とされていました。
全国の自治体主催で、満20歳の男女を招き、成人の新しい門出を祝います。
まとめ
幼稚園から大学の入学(入園)と卒業時の年齢について紹介しました。
- 幼稚園へ3年保育で「入園」する年齢は、満4歳
- 幼稚園を「卒園」する年齢は、満6歳
- 小学校へ「入学」する年齢は、満7歳
- 小学校を「卒業」する年齢は、満12歳
- 中学校へ「入学」する年齢は、満13歳
- 中学校を「卒業」する年齢は、満15歳
- 高校へ「入学」する年齢は、満16歳
- 高校を「卒業」する年齢は、満18歳
- 大学へ「入学」する年齢は、満19歳
- 大学を「卒業」する年齢は、満22歳
七五三を体験し、無事成長したことを感謝、将来の幸福と長寿をお祈りする。
体験する行事は、知恵と福徳を授かるという『十三参り』
成長した10年の歴史を振り返る『2分の1成人式』
この歳は、中学校からストレートに進学した場合
大学生の頃に体験する行事は『成人式』で、昔から成人となった証として重要な儀式
子どもが成長する過程で、入学や卒業の年齢がよく分からないこときがあります。
そんなときに参考にし再認識していただけたらと思います。