2018年はお正月早々スーパームーンの出現。
流星群や皆既月食、火星大接近など天体イベントが盛りだくさんです。
肉眼で見られるものも多いですよ。
2018年注目の天体イベントをどのようなものがあるのか調べてみました。
2018年の流星群や天体イベント(天体ショー)のまとめ
1月~3月
1月~3月には以下の天体イベントがあります。
- スーパームーン
- しぶんぎ座流星群
- 皆既月食
スーパームーン(1月2日)
今年最大の月です。
1月2日に見ることができます。
- ピークは、1月2日11時
- 見頃は、1月2日17時~18時
- 方角は、東の地平線
全国どこからでも見えます。
次回は、2019年2月19日。
しぶんぎ座流星群(12月28日~1月12日)
3大流星群の1つで、お正月に見られる流星群として有名です。
- 活動期間は、12月28日~1月12日
- ピークは、1月4日午5時
- 見頃は、
- 1番は、1月4日0時~夜明け
- 次は、1月3日0時~夜明け
予定流星数は、20個。
空が暗いところで1時間あたりに見られる数です。
方角は、どちらの方角でも見えます。
観測条件は△で、
満月すぎの月明かりのためよくないでしょう。
次回は2019年1月4日で、ピークは11時。
皆既月食(1月31日)
皆既月食は、1月31日に見られます。
- 部分食の始め:20時48分~部分食の終わり:2月1日0時12分
- 皆既食の始め:21時51分~皆既食の終わり:23時08分
- 方角は、東南東の空~南の空
日本全国で見られます。
観測しやすい月食でしょう。
次回は、7月28日。
4月~6月
4月~6月には、以下の天体イベントがあります。
- こと座流星群
- みずがめ座η(イータ)流星群
- うしかい座流星群
こと座流星群(4月14日~4月30日)
- 活動期間は、4月14日~4月30日
- ピークは、4月23日3時
- 見頃は、4月22日23時~23日明け方
予定流星数は、5~10個
観測条件は◎。ここ数年では好条件です。
次回は2019年4月23日で、ピークは9時。
みずがめ座η(イータ)流星群(4月19日~5月28日)
- 活動期間は、4月19日~5月28日
- ピークは、5月6日17時
- 見頃は、
- 1番は、5月6日0時~明け方
- 次は、5月7日0時~明け方
予定流星数は、5個
観測条件は✕で、よくありません。
次回は2019年5月6日で、23時ピークは23時。
うしかい座流星群(6月22日~7月2日)
- 活動期間は、6月22日~7月2日
- ピークは、6月28日1時
観測条件は✕。満月に近いからです。
次回は2019年6月28日で、ピークは7時。
7月~9月
7月~9月には、以下の天体イベントがあります。
- やぎ座流星群
- ミニマムーン
- みずがめ座δ(デルタ)
- 皆既
- 火星大接近
- ペルセウス座流星
やぎ座流星群(7月3日~8月15日)
- 活動期間は、7月3日~8月15日
- ピークは、7月30日
予定流星数は、2個
観測条件は✕。満月のためです。
次回は、2019年7月30日。
ミニマムーン(7月27日)
1番小さな満月です。
7月27日に見られます。
次回は、2019年9月27日。
みずがめ座δ(デルタ)流星群(7月12日~8月23日)
- 活動期間は、7月12日~8月23日
- ピークは、7月28日
- 見頃は、7月28日前後数日間
予定流星数は、5個
観測条件は✕。満月のためです。
次回は、2019年7月28日。
皆既月食(7月28日)
2018年2回目の皆既月食が起るのは、7月28日
- 部分食の始め:3時23分。部分食の終わり:7時19分
- 皆既食の始め:4時29分。皆既食の終わり:6時13分
- 方角は、南西~西の空
日本は皆既月食中に月が沈んでしまいます。
次回は、2019年1月21日。
地球が太陽と月の間に入り、地球の影が月にかかることによって月が欠けて見える珍しい現象の月食。
日本では平均して5年間に4回程度月食が見ることができ、
2019年以降も日にちが決まっています。
珍しい神秘的な現象を見てみたい方は今後の日にちを確認しておきましょう。
関連記事【2018年版】日本で皆既月食・部分月食が見れるのは次回いつ頃?
火星大接近(7月31日)
2003年以来の大接近です。
- ピークは、7月31日
- 見頃は、7月31日午前0時
- 方角は、南
次回は、2020年10月6日。
ペルセウス座流星群(7月17日~8月24日)
三大流星群の1つです。
- 活動期間は、7月17日~8月24日
- ピークは、8月13日10時
- 見頃は、
- 1番は、13日0時~夜明け
- 次は、12日0時~夜明け
- 方角はどこでもかまわない
予定流星数は、50個
観測条件は◎。ほぼ新月なので良好です。
次回は2019年8月13日で、ピークは16時。
ペルセウス座流星群は、数ある流星群のなかでも1、2を争う流星の数で有名です。
観測時期は、
お盆休みや夏休みにあたり、流星群のなかでも観測しやすいですね。
そのようなペルセウス座流星群の、今年を含め2019年以降の観測できる日は決まっています。
今後の夏の夜に、華やかな流星群の天体ショーを見てみたい方は確認しておきましょう。
関連記事2018年ペルセウス座流星群の方角や場所・極大時間やピークはいつ?
10月~12月
10月~12月には、以下の天体イベントがあります。
- オリオン座流星群
- おうし座流星群
- しし座流星群
- ふたご座流星群
- こぐま座流星群
オリオン座流星群(10月2日~11月7日)
- 活動期間は、10月2日~11月7日
- ピークは、10月22日02時
予定流星数は、10個
観測条件は✕。満月手前なので。
次回は2019年10月22日で、ピークは8時。
肉眼でも観測しやすいことで知られているオリオン座流星群。
活動期間も1か月と長いですが、
自宅でも天体観測が楽しめるように、ライブカメラで生中継が行われています。
そんな2018年のオリオン座について様々な面から詳しく情報を知りたい方はぜひ確認しておきましょう。
関連記事2018年オリオン座流星群の方角や場所・極大時間やピークはいつ?
おうし座流星群(南群、北群)(10月20日~12月10日)
- 活動期間は、10月20日~12月10日
- ピークは、
- 11月6日(南群)
- 11月13日(北群)
- 見頃は、
- 1番は、11月6日日没~明け方
- 次は、11月13日21時~明け方
予定流星数は、3個
観測条件は○。どちらも好条件で観測できます。
次回は、2019年でピークは11月6日(南群)と12日(北群)。
しし座流星群(11月6日~11月30日)
- 活動期間は、11月6日~11月30日
- ピークは、11月18日7時
- 見頃は、11月19日8時ごろ
予定流星数は5個
観測条件は○です。
次回は2018年11月18日で、ピークは14時。
火球が多く流れて見ごたえがあるしし座流星群。
過去に何度も1時間に1000個以上の流星が見られる「流星嵐」が観測されたことで有名です。
今年は観測するのにもってこいの好条件。
秋の澄んだ空のなか、しし座流星群の華やかな天体ショーを観測してみたい方は詳しい情報を確認しておきましょう。
関連記事2018年しし座流星群の方角や場所・極大時間やピークはいつ?
ふたご座流星群(12月4日~12月17日)
三大流星群の1つで、
一晩に見られる流星数としては年間最大です。
- 活動期間は、12月4日~12月17日
- ピークは、12月14日21時
- 見頃は、
- 1番は、12月13日日没~14日明け方
- 次は、12月14日日没~15日明け方
- 方角はどこでもかまわない
予定流星数は、50個
観測条件は○。夜半には月が沈みまずまずの条件です。
次回は、2019年12月15日で、ピークは4時。
ふたご座流星群は、
条件が揃えば1時間に100個も出現することもあります。
このようなたくさんの流星群を観測できる日は2018年やそれ以降もわかっています。
冬の夜空に流れるたくさんの流星を見たい方は確認しておきましょう。
関連記事2018年ふたご座流星群の方角や場所・極大時間やピークはいつ?
こぐま座流星群(12月17日~12月26日)
- 活動期間は、12月17日~12月26日
- ピークは、12月23日6時
- 見頃は、12月2日4時~5時
予定流星数は、2個
月齢条件は✕。悪いです。
次回は、2019年12月23日で、ピークは12時。
まとめ
2018年の天体イベントを紹介してきました。
- 1月2日 スーパームーン
- 1月4日 しぶんぎ座流星群
- 1月31日 皆既月食
【4月~6月】
- 4月23日 こと座流星群
- 5月6日 みずがめ座η流星群
- 6月28日 うしかい座流星群
【7月~9月】
- 月3日 山羊座流星群
- 7月23日 ミニマムーン
- 7月28日 みずがめ座δ流星群
- 7月28日 皆既月食
- 7月31日 火星大接近
- 8月13日 ペルセウス座流星群
【10月~12月)
- 10月22日 オリオン座流星群
- 11月6日 おうし座流星群南群
- 1月13日 おうし座流星群北軍
- 11月18日 しし座流星群
- 12月14日 ふたご座流星群
- 12月23日 こぐま座流星群
今年もたくさんの流星群が見られそうですね。
流星群の観測条件は年によって変わるので、しっかりチェックして観測しましょう。