全国のコンビニで、住民票はもちろん印鑑証明や戸籍謄本まで取れるようになりました。
いろんな証明書が急に必要になった場合に、マイナンバーカードや住基カードを持っていると本当に簡単に取り出せて便利です。
このサービスを利用したいと思われる方はたくさんいるでしょう。
など下準備の方法も調べてみました。
コンビニで住民票・印鑑証明・戸籍謄本が簡単に受け取れる!
コンビニ交付とは、平成28年末から開始されマイナンバーカードや住基カードを使い、コンビニに置いてるコピー機から住民票や印鑑証明などを引き出せるサービスです。
このサービスは、どのコンビニでも利用できるというわけではありませんが、
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- セイコーマート
- サンクス
- ミニステップ
- セーブオン
など、有名なコンビニでは、ほとんど何処でも利用できます。
また、お住まいの市区町村と本籍地の市区町村が異なる方は、事前に申請することで戸籍証明書も取得できます。
コンビニ交付が可能な時間
役所の窓口は、平日の昼間しか受付していない場合が多く、サラリーマンはなかなか行けません。
ではコンビニ交付はどうでしょうか。
コンビニならお正月以外は土日もコンビニ交付サービスが利用できます。
時間は、朝の6:30から23:00までとなっており、証明書を取得する事ができます。
証明書交付の料金
証明書交付の料金は各市町村によって違いますが、一部に付き100円から200円とお安くなっています。
役所へ出掛ける交通費などを計算したら、近くのコンビニなら格安ですみますね。
取得出来る証明書の種類
取得出来る証明書の種類は下記の通りです。
- 住民票
- 住民票記載事項証明書
- 印鑑登録証明書
- 各種税証明書
- 戸籍証明書
- 戸籍附票の写し
などです。
普段必要になるのはこれくらいだと思いますが、それでもとても便利です。
私が驚いたのは戸籍謄本を取る事ができる事です。それもコンビニで事前に本籍地の登録申請してさえおけば簡単に取り出せます。
例えば東京に住んでいて、札幌の戸籍謄本を取るのは大変ですのでこれはとても便利なサービスだと思います。
コンビニで受け取る際に必要な準備・注意事項
まずコンビニで受け取る際には、必ずマイナンバーカード・および住基カードが必要です。
そのカードがないとコンビニでの行政サービスは受けることはできません。
必要な準備その1:マイナンバーカード
平成28年に施行されたマイナンバー制度で、本人の申請により交付されるICカードの事を言います。
自動車運転免許書のようなカードで、公的な身分証明書として使えます。
多くの人がマイナンバー通知カードを受け取ってはいますが、個人カードの申請をしていない方が多く見受けられます。
マイナンバーカードは、少し始めは面倒に思えます。
しかしネット上でも簡単に申請できて受け取る事が可能なので、この際なので作っておくのもいいかもしれませんね。
カード作成にかかる料金は無料です。
申請はこちら→マイナンバーカード総合申請サイト
必要な準備その2:住基カード
住民基本台帳カードと言って、平成15年に施行されました。
全国の市町村で希望者に対して発行されるICカードで、身分証明書として使えるし行政手続きのインターネット申請にも使えるカードです。
住基カードは平成28年1月からマイナンバーカードが発行された事にともなって、住基カードの発行は平成27年12月で終了しています。
現在住基カードをお持ちの方は、住基カードの有効期間内であれば、平成28年1月以降でも、マイナンバーカードを取得するまでは利用可能です。
注意事項
- 全国どこの市区町村からでも利用可能ではない
- 利用できる市区町村は要確認
コンビニで住基カードやマイナンバーを使って住民票や印鑑証明などを取れるのは、全国どこの市区町村でも利用できるというわけではないです。
利用できる市区町村は、住民票などの証明書交付は417市町村で、又戸籍証明書交付は115市町村しかありませんので注意が必要です。
やり方はどのコンビニも同じで簡単!
まずはじめに、どのコンビニでも設置されてる端末機械の画面で「行政サービス」を押してから始めます。
その後のやり方はどのコンビニも同じですので簡単です。
では順番を紹介します。
- メニュー選択を押し、証明書交付サービスを選択
- マイナンバーカードの読み取り
- 証明書交付市区町村の選択
- 暗証番号の入力
- カードの取り外し
- 証明書の種別の選択
- 交付種別入力
- 記載事項選択
- 部数選択
- 発行内容確認
- 料金支払い
- 証明書印刷
- 取り忘れ確認
- 領収書発行
キオスク端末(コピー機)の所定の場所にあるカード置場に、マイナンバーカードを置きます。マイナンバーカードがコンビニ交付で利用可能かどうか確認を行います。
証明書を交付する市区町村を選択して押します。「お住まいの市区町村の証明書」を選択します。
マイナンバーカードの交付時に設定した暗証番号を入力し、本人確認を行います。
これも暗証番号がわからないと本人確認ができません。
マイナンバーカードを取り外します。無くしたり忘れたりしないようにしっかり管理しましょう。
お住まいの市区町村で取得可能な証明書の一覧が表示されますので、お取りになりたい証明書を選択します。
地域によっては取得できない証明書もあります。
証明書の交付種別を選択します。
証明書に記載する項目の有無を選択します。 たとえば世帯主を記載するかどうかが問われます。
証明書の必要部数を入力します。
これまで入力した内容の最終確認を行い、間違えて入力した場合などは戻る事が出来ますので、こちらできちんと確認しましょう。
必要部数分の証明書の交付手数料を投入します。
証明書が必要部数分印刷されます。
証明書が印刷されると、取り忘れを防止するために音声で「お取り忘れにご注意ください」と知らせてくれます。
証明書を受け取ったら音声停止ボタンを必ず押して下さいね。 大事な個人情報ですから忘れたら大変ですので気を付けて下さい。
領収書が出てきます。以上です!
まとめ
マイナンバーカードの普及によって、一部の行政サービスが全国のコンビニで受けれるようになりました。
時間も朝6:30から夜11時まで受け取れて、又離れた本籍地の戸籍謄本までとれるのでとても便利だという事が分かりました。
それにはマイナンバーカードや住基カードを用意する必要があります。
やり方はどのコンビニも同じで、設置されてるコピー機から行政サービスのボタンを押してから始めます。
時間も操作開始から5分でできました。とても簡単なのでぜひやって見て下さい。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。