誰もが気にする髪型の印象で、とても重要な要素があります。
それはずばり髪の色。
奇抜なカラーもいいですし、シンプルだけど一味ちがう、というカラーもあります。
社会人になる方は、髪の色をどうするか、悩んでいる方もいるでしょうね。
2018年のヘアカラーについてご紹介します!
トレンドカラーとは?
毎年、トレンドカラーなるものが発表されるのはご存知ですね。
- ファッション雑誌
- 情報番組
などでも流行色を紹介することはよくあるでしょう。
通販サイトではトレンドカラーであることを理由におすすめアイテムとして紹介していますね。
衣服には生産の最初にする作業としてカラー選定。
大量生産には2年という期間がかかります。
この期間を見越して、前もって決定されるのがトレンドカラーです。
ごくごく当たり前のことですが、なぜ年ごとにカラーが変わるのかご存知でしょうか?
トレンドカラーが変わる理由
トレンドカラーが変わる理由は、
インターカラー(国際流行色委員会)という国際組織で協議が行われるからです。
その組織が大きな役割を果たし、トレンドカラーを決定していきます。
1963年発足で、世界14カ国が参加している組織。
- 日本
- スイス
- フランス
とともにこの組織の発起国であり、第1回から参加しています。
加盟国は変動しますが、
組織の方向性が変わるわけではありません。
開催はパリ。
開催月が固定されているわけではないようですね。
次世代が好むであろう、
- カラー
- 素材
- 配色
などが提案されます。
ファッションの各要素の方向性ともいえるでしょう。
トレンドカラー決定までには2年間かかる
製品としての衣服ができあがるには、世間で思われているよりずっと多くの時間や工程が必要です。
店頭に並ぶまでには、
- 生地の原材料の作製
- デザイン、パターンの作成
- 商品の発表、お披露目
など、いろんな曲面があります。
商品発表1つとっても、カタログからショーまで多岐に渡ります。
様々な人員が必要なプロジェクトが各段階にあるわけですね。
2年間とは、プランニングから最終流通まで行う期間。
1つの製品の生産と考えれば、それだけの時間は必要ですね。
そして日本流行色協会は流行する色は、
- その時々の社会
- 人々の意識と関連する
という研究に根差しカラーを決めています。
先行き市場向けのカラー情報を提案するのはこんな意味があったんですね。
今年の選定されたカラーはなんでしょうか?
2018年のトレンドカラーはビジョナリーミント !
ビジョナリーミントは、日本流行色協会が発表する2018年のトレンドカラーです。
「新しい展望を象徴する明るいミントカラー」という意味合いだそうです。
- 「ビジョナリー」とはすなわちヴィジョン
- 「ミント」はその名の通り、ハッカの緑
未来を見通す、転じて明るさという意味
清涼感あるグリーン、または黄緑がミントカラー
2018年の色は、ペパーミントグリーンをほんの少し曇らせたような色合い。
彩度を落としている、という感じです。
明るいというよりは優しさを感じさせるようなミントグリーンですね。
ちなみにトレンドカラーは、
- 色相
- 明度
- 彩度
も規定されています。
値を表すマンセル値も併せて発表されますから、色合いという意味では厳密です。
髪色・ヘアカラーにも流行色があった!
ファッションがあるなら、ヘアカラーも当然あります。
ヘアカラーの場合は、協会が制定することはありません。
衣服のように生産時間がかかりませんからね。
決定的な理由はわかりませんが、
基本的には昨年のトレンドを引き継ぎながら、少しずつアレンジされるようです。
例えば、最近の秋冬カラーは、割と暗めの色合いが多いです。
2016年から2017年にかけて流行したのをご存知の方も多いでしょう。
- サロン
- 美容院
のヘアカタログでは暗めの髪色が目立つます。
春と夏に関しては、顔はもちろん、肩口あたりも露出することが増えます。
肌色がより映えるカラーが求められるでしょう。
衣服との兼ね合いにもよりますが、濃いカラーの方が肌の白さは引き立ちますね。
2018年もやはり、暗めのヘアカラーがトレンドになると思われます。
そのヘアカラーがこちら。
- ブルーブラック
- ショコラブラウン
ブルーブラック
少し青みがかって、髪の黒さを強調します。
黒髪は清楚というイメージ。
それは肌の白さが際立つからです。
ブルーを入れることで、肌の白さや透明感が強調されるヘアカラーです。
ショコラブラウン
栗色がかった、濃いめの茶色も一押し。
髪のツヤやうるおいなどの質感を感じさせやすいヘアカラーです。
パサつきをや髪の傷みを見せたくないという方にオススメ。
色合いは違いますが、
ブルーブラックとの共通点は、素材の良さを引き立たせるという色です。
さわやかなビジョナリーミントとあわせれば、2018年にふさわしいコーディネイトが決まります。
流行の髪色・ヘアカラーは季節ごとで変わる
春と秋では装いも季節感も異なります。
当然、ヘアカラーの流行も変わってきますね。
2018年のヘアカラーを季節ごとに細かく見てみましょう。
- 春にオススメは、ラベンダーブラウン
- 夏にオススメは、カーキグレージュ
- 秋にオススメは、バイオレットバレイヤージュ
- 冬にオススメは、フォギーグレージュ
春にお勧めのヘアカラー
日射しが明るくなっていく季節で、肌の露出も増えますね。
太陽の下で、きれいに肌が見えるヘアカラーがいいです。
先ほど紹介したブルーブラックに近い色合いの、
「ラベンダーブラウン」
青っぽさのある濃いブラウンで、
- 肌の白さ
- 透明感
をアピールします。
同じくラベンダー系で、毛先にアッシュを入れるなんてのもアリ。
夏にお勧めのヘアカラー
湿っぽい季節ですから、髪型のインパクトとしては涼しさの表現が大事です。
マットカラーの風合いがサラリとした質感を表現する、
「カーキグレージュ」がオススメ。
明るく抜け感があるさわやかさがヘアースタイルを引き立ててくれます。
夏ですからショートにしても、相性バッチリです。
秋にお勧めのヘアカラー
芸能人やモデルさんに注目してみて下さい。
よく見るな、と思うのがバレイヤージュカラー。
バレイヤージュはフランス語で「箒で掃く」という意味。
髪にハイライトを入れることで、複数の色のラインができて華やかな印象になります。
青みが2018年のトレンドなので、
「バイオレットバレイヤージュ」が一押しです。
トレンドを押さえつつ、上品さとエレガントさを感じるカラーです。
冬にお勧めのヘアカラー
冬は露出が減るので、落着きや上品さがファッションのキーになります。
ヘアカラーも同じですね。
ほっこりした色合いの、
「フォギーグレージュ」
フォギーは「かすんだ」という意味合いです。
冬の日差しは弱めなので、上品な色味で家庭的な印象を与えます。
まとめ
- トレンドカラーは、インターカラー(国際流行色委員会)という国際組織で協議され決定される
- 2018年のトレンドカラーはビジョナリーミント
- トレンドカラーは、服だけでなくヘアカラーもある。
- 2018年の季節ごとにお勧めのヘアカラー
- 春は、ブルーブラックに近い色合いのラベンダーブラウン
- 夏は、マットカラーの風合いのカーキグレージュ
- 秋は、バイオレットバレイヤージュ
- 冬は、フォギーグレー
カラー・素材・配色などが提案され、 ファッションの各要素の方向性となる
新しい展望を象徴する、明るいミントカラー、という意味合い 。
ビジョナリーミントとは、優しい色合いのグリーン。
ブルーブラックとショコラブラウンが、2018年のトレンドカラー。
肌の白さや透明感が際立つ
サラリとした質感で涼しげで爽やか
芸能人やモデルさんによく見られ、トレンドを押さえ、エレガントさもある
露出が減る時期なので落着きや上品さを演出
2018年のトレンドカラーをヘアカラーと併せてご紹介しました。
季節ごとのトレンドも盛りこんでいるので、ファッションと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。