日本のテーマパークのなかで独り勝ちともいえる入場者数を誇るディズニーランドが3年間連続でパスポートの値上げに踏み切りましたね。
夢の国といえども営利企業ですので、
値上げするということは、経営状況が危ないのでしょうか?
過去の価格推移を見ながら値上げの理由と、今後の見通しについて考えてみたいと思います。
1983年~2016年までのディズニーランドチケット価格推移
東京ディズニーランドのオープンは1983年で、当初の1dayパスポートの金額は3,900円でした。
- 1983年:3,900円
- 1987年:4,200円(+300円増)
- 1989年:4,400円(+200円増)
- 1992年:4,800円(+400円増)
- 1996年:5,100円(+300円増)
- 1997年:5,200円(+100円増)
- 2001年:5,500円(+300円増)
- 2006年:5,800円(+300円増)
- 2011年:6,200円(+400円増)
- 2014年:6,400円(+200円増)
- 2015年:6,900円(+500円増)
- 2016年:7,400円(+500円増)
↓ 4年後
↓ 2年後
↓ 3年後
↓ 4年後
↓ 1年後
↓ 4年後
↓ 5年後
↓ 5年後
↓ 3年後
↓ 1年後
↓ 1年後
1989年:消費税が導入されたことに便乗値上げ
1997年:消費税が5%となったことに便乗値上げ
2001年:東京ディズニーシーがオープンする
オープン当初より物価は上昇していますが、33年間で約2倍の値段にまで値上がりしています。
毎年チケット値上げしても入場者は増加
では入場者数の推移についても見ていきましょう。
- 1983年:993万人
- 1984年:1000万人(+7万人増)
- 2001年:2200万人(+1200万人増)
- 2013年:3000万人(+800万人増)
- 2014年:3137万人(+137万人増)
- 2015年:3019万人(-118万人減)
- 2016年:3004万人(-15万人減)
↓ 1年後
↓ 17年後
↓ 12年後
↓ 1年後
↓ 1年後
↓ 1年後
1983年:開園当初の年間入場者数
2001年:東京ディズニーシーのオープン
値上げを繰り返しつつも順調に入場者数を増やしていることから、2013年までは値上げの影響は少ないようです。
しかし気になるのが2015年には3000万人を切る勢いとなり、その翌年も減少していることです。
さすがに3年連続値上げの影響が強く出たのでしょう。
チケットが値上げされる具体的な理由
ここ最近の値上げについて、ディズニーランドを運営するオリエンタルランドから公式に発表されている理由は次の通りです。
当社では、今後も、テーマパーク価値向上により創出されたキャッシュを、ハード、ソフトの両面に投資し、更なるクオリティの向上を図ることで、ここだけでしか体験することができない魅力に満ち溢れた世界で唯一のテーマリゾートを目指し、更なる成長をしてまいります。
つまりチケットが値上げされる理由は、
お客様のニーズに応えるため設備投資にお金がかかるということです。
実はオリエンタルランドから、2023年まで毎年500億円をかけて設備投資をする計画が発表されました。
その設備投資の計画は、
「美女と野獣エリア」と「アナと雪の女王エリア」の新設などです。
- 東京ディズニーランド内のファンタジーランドエリアを再開発して「美女と野獣エリア」を新設
- 東京ディズニーシーでは「アナと雪の女王エリア」が新設され、新しいアトラクションも開設される予定
値上げの本当の狙いは?
しかし、公式発表されている情報だけが値上げの理由だとは思えません。
設備投資資金の回収の他に考えられるのは、
混雑の緩和が狙いではないでしょうか。
当然、入場者数を増やせば増やすほど収益は上がっていくのですが、混雑により待ち時間が増えて顧客満足度が低下していきます。
この主な理由が、混雑による待ち時間増加対する不満によるものでした。
2014年にサービス産業生産性協議会が調査した顧客満足度のランキングがあります。
そのなかでディズニーランドは全企業の2位に位置していましたが、翌年には11位まで下落しています。
ですので値上げをして客単価を上げつつ入場者数をあえて減らす。
そして顧客満足度を上げながらエリア拡大を図る。
・・・ということじゃないでしょうか。
ディズニーランドのチケットは2018年以降の値上げ時期
3年連続の値上げ後、2017年は値上げを発表しませんでした。
しかし今後も値上げする可能性は十分にあると予想します。
まず100%の確率で値上げするタイミングが、2019年10月の消費税増税です。
予定ではありますが8%から10%になりますので、おそらく翌年の2020年4月から値上げになるでしょう。
ではいくらまで上がる可能性があるのでしょう。
2018年以降のチケット価格は?
3年連続の値上げによってかなり高くなったイメージの東京ディズニーランド。
世界のディズニーと比較してみると、チケットは最も安い価格帯に設定されています。
- アメリカでは1万円以上
- 香港・上海でも8,000円
ですので世界のディズニーに合わせて2018年以降のチケット価格は、8,000円程度になると予想します。
- 2018年~19年に、7,700円程度
- 2020年には、8,000円台
に突入という流れが自然なのかもしれませんね。
世界と比べてるとまだまだ安いとはいえ、やはり値段が高くなると多くの人は「行く気しないな」という気持ちになりますよね(笑)
まぁ、下にあるような
「プレゼントでもらえるなら」絶対行きますけども。
(意外と安いし喜ばれるかもしれないですね、これ↓↓↓)
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まとめ
東京ディズニーランドの値上げについて調べてみましたが、次のことがわかりました。
- 入場料(1dayパスポート)は、1983年の開園から現在までで約2倍の値段になっている
- 入場料は上がっても入場者数は右肩上がりに増えてきた
- 値上げの表向きの理由は、来場者のニーズに答える設備投資のため
- 本当の理由は、混雑の緩和による顧客満足度の上昇を図るためだと考えられる
- 次の値上げのタイミングは、2020年の消費税10%に増税のとき
- 2020年には、8,000円台に突入すると予想される
以上、東京ディズニーランドの値上げについてでした。
値上げされることに不満は募りますが、いざ行くとなったら値段以上に元を取るつもりで楽しみましょう!
USJは16年間で2000円以上、
直近の4年間でなんと1000円もチケット代が上がってるそうです。
この流れだと2018年も上がりそうですね。
【追記】
USJも2018年に値上がりすることが決定されました。
ちょ、これ高すぎでしょw
↓ ↓ ↓
追記(2017年12月)
東京ディズニーリゾートの敷地が3割広くなるというニュースが入ってきました。
「東京ディズニーリゾート」と伝えているので、ディズニーランド&ディズニーシーと合わせて3割広くなる、という感じでしょう。
広げる方法は、
- 現在の平面駐車場を立体駐車場することで、駐車場の敷地を狭める。
- 空いたスペースを新しいアトラクションなどに活用する。
↓
というわけです。
駐車場を狭めることでディズニーリゾートの敷地が3割増えるんですからね。
そんな駐車場広かったんだっけなと今更ながらに驚きです。
その建設費ですが、数千億と言われています。
・・・と、すると。
今後ほぼ確実に値上げされることになるということがわかります。
一気に値上げされるのか、数年間に渡ってジワジワ値上げされるのか。
チケット代が1万円近くになるのもそう遠い話じゃないかもしれません。
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