未使用の年賀状は返品・返金・払い戻しは可能?交換期限や手数料など。

最近はインターネットがあるので新年のあいさつをメールで済ませてしまう方も多くなりましたね。

それでもなぜか手書きの年賀状が届くと、もらった自分も嬉しくなり心が暖かくなります。

しかし「よし今年はたくさん書くぞー」と思い多量に購入したのは良いけれど、

忙しくて結局書けずに残ってしまう

ことってありますよね。

書いた後に、身内に不幸があって出せなかった年賀状などもあります。

普通のはがきなどは手数料を払うと切手などに変えてもらうことができます。

でも未使用の年賀状の際には、返品・返金・払い戻しは可能なのでしょうか?

交換期限や手数料などについても詳しく調べてみました。

スポンサーリンク

未使用の年賀状は返品・返金・払い戻しは可能?

なぜ返品したいのかのにもよりますが、基本は

郵便局は未使用の年賀状の返品とか返金には応じてくれません。

切手やハガキは一般で言うところの商品ではなく、現金や商品券に準ずる物だからです。

ですので商品券は返金してもらえませんよね。

切手などは郵便を出すのに「お金を払いました」という証明なので返品できないのも納得できます。

同じ年賀状に交換できる

必要な枚数分購入したけれど、書き損じた場合はどうでしょう。

すぐに郵便局に持っていくと、

手数料がかかりますが新しいお年玉付き年賀状と交換してもらえます。

すぐにとは、その年の年賀状の販売期限内なら大丈夫だからです。

手数料は1枚につき、5円で交換してもらえます。

例えば早めに購入して、12月中ごろに書き損じて年賀状の枚数が足りなくなった場合などに利用できますね。

期限が過ぎたら

  • 普通のはがき
  • 切手

との交換になります。

ですので昨年買った年賀状は、今年の年賀状に交換することはできません。

年賀状以外でも交換できる

交換は年賀状以外のものでも交換が可能であり例えば、

  • 通常切手(弔事用切手を含む)
  • 通常はがき、往復はがき(その他の郵便はがき)
  • 郵便書簡
  • 特定封筒(レターパック封筒およびスマートレター封筒)

などがありますので、こちらも覚えておくといいですね。

交換できない年賀状もある

交換できない年賀状がありますので、詳しく見ていきましょう。

料額印面が汚れている場合

「それって何?」と思いますが、料金を印字してある部分です。

そこが汚れていると交換はできません。

機械が読み取れないのははじかれます。

宛先不明で返却された年賀状・はがき

一度出して宛先不明で戻ってきた年賀状やはがきなども、印は見えませんが交換できません。

コンピューターで管理され、再使用はできないようになっています。

私製はがき

これは自分で作って切手を張って出すタイプの年賀状ですね。

いくら切手を貼ってあるからと言っても年賀状への交換はできません。

はがきや切手に交換する際の手数料

年賀状を交換するのには手数料がかかります。

たとえば書き損じた年賀状やはがきに交換するのには

  • 通常はがき:1枚につき、5円かかります。
  • 通常切手:1枚につき、5円かかります。
  • 郵便書簡・往復はがき:1枚につき、10円かかります。
  • 特定封筒(レターパック):1枚につき、41円かかります。

年賀はがきは1枚52円なので、5円出しても交換した方が良いですね。

喪中になったら手数料無料で交換できる

年賀状を出そうと心に決めて、たくさんの年賀状を購入したけれど、出す前に身内に不幸があって年賀のあいさつができなくなった。

こういった場合、

喪中のはがきと年賀状を手数料無料で交換してくれます。

それには宛先が書いてあっても大丈夫ですよ。

服喪であることを伝えて、窓口に備えてある請求用紙に

  • 自分の住所
  • 名前
  • 亡くなられた人と自分との関係

など記入して出すと交換してもらえます。

服喪の場合の交換期間は1月6日までとなっており、それ以降は1枚5円かかります。

交換期限はない

年賀状を切手や普通の官製はがきに交換してもらうのに期限はありません。

家の引き出しや押入れに眠っていた古い年賀はがきなど色が変わっていてもOK。

前にも話しましたが料額印面(料金が印字されてる部分)が破れたり汚れたりしていない未使用の年賀状なら大丈夫です。

未使用の年賀状を交換する方法

交換する方法は簡単です。

  1. 近くの郵便局の窓口に持って行く
  2. 書き損じはがきの交換をしたいことを局の人に伝える
  3. どんな商品と交換したいのか聞かれたら、欲しい商品を言う
  4. (私なら切手と交換をします。なぜなら切手は郵便局では現金と同じ扱いをされるからです)

以上で終わりです。いかがですか簡単ですね。

最近はコンビニなどで郵便物を扱ってくれるところもありますが、コンビニでは書き損じはがきの交換はできません。

未使用の年賀状の使い道

未使用の年賀状は交換するだけではなく、次のような使い方もできます。

代表的なものをいくつか紹介すると・・・

懸賞の応募に使える

「はがき数枚で交換するほどでもない」という方には懸賞に応募するのはいかがでしょう。

テレビを見ながら気になる番組があったら、はがきに意見を書いて出してはどうですか?

意外に粗品を送ってきたりと良いことがある場合があります。

以下のようなサイトもあるので参考までにご紹介します。

はがきを使った懸賞サイト 

http://www.ken-kaku.com/

普通のはがきとして使用

年賀の部分を線を引いて隠してしまうと普通のはがきとしても使えます。

近況を書いたり、絵手紙にしたりすると良いですね。

年賀の部分を消し忘れると、たまに次の年のお正月に配達されるという事態があるので気をつけて下さいね。

金券ショップで換金する

どうしても多量の年賀状を現金に換えたいと思われる場合があると思います。

そのときには

一度郵便局で切手に交換してから、金券ショップに持っていくと良いでしょう。

普通切手をシート単位で換金してもらうと少しでも損をしないで売ることができます。

未使用の年賀状と、普通の官製はがきでは換金してくれる値段に差があるからです。

ですから一度郵便局で切手に交換してから、交換した切手を金券ショップに持って行って売るのがベストかと思います。

金券ショップに年賀状を持ち込みした感想

一度興味本位で出しそびれた年賀状を持って行ったのですが、100枚で2,500円となり半額以下でした。

理由は年賀状だから出そうです。(確かに。。。)

寄付する

今は学校や公共施設などで書き損じはがきなどを集めているところもありますので寄付されるのも良いですね。

でもこの方法は、

年賀状に少しでも宛名が入ったり、自分の住所が印刷されていたら個人情報漏えいの可能性があります。

きちんと管理をしてくれるところに寄付をするのが安心ですね。

まとめ

未使用の年賀状は、返品や返金・もしくは払い戻しはできるのか、交換期限はあるのか、交換する時の手数料などを調べてみた結果は以上になりました。

  • 未使用の年賀状は、返品や返金できないが、交換はできる
  • 交換期限は、その年の年賀状の販売期限内なら、その年の年賀状に交換できる
  • 年賀状への交換手数料は、1枚につき5円
  • 年賀状以外への交換は、期限はなく、手数料を払い、はがき・切手などに交換できる
  • 交換できない年賀状の状態は、料額印面が汚れている・宛先不明で返却された年賀状など
  • 交換する方法は、郵便局に持って行き交換したいと伝える
  • 未使用の年賀状の使い道は、年賀の部分を消して、懸賞・普通はがきとして使用、金券ショップで換金できる

未使用や書き損じの年賀状は、今年はまとめて郵便局に持っていってみてはいかがでしょうか。

なんでも捨てちゃう時代ですが、リサイクルショップに行くよりとても手軽ですよ。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。